プレイしたフリーゲームや同人ゲームや商業ゲームの感想を適当に書きます。 チラ裏程度の気分。
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プレイ時間11時間半。
隠し要素探しに奔走し、2つほど解らず…クリア後作者サイトの掲示板を見てしまった…という感じなのでちょっと長めかと思われる。普通にやって10時間前後かな。
オリジナル版は(今回と同じ尺だとすると)半分くらいやってツクール95の操作性の悪さに断念した記憶がある。
リメイク版はとにかく快適で、特徴的なシステムは何一つないけれど、元の(更に言えばツクールXPデフォルトの)ストレスフルな部分を全て改善してあるといって差し支えない出来。戦闘高速化とダッシュが良かった。
絶対あるだろうとは思ったけれど、クリアまでエンカウント禁止装飾品の入手法が解らなかった(前述の解らなかったうちの1つ)ので、ちょっとエンカウントの高さが気になったかな。
正直「これでもか」ってくらいエンカウントするので、幾らストレスレスなシステムとはいえちょっと辛かった。
基本的にRPG的な部分は救済処置もある(が、RPG慣れしている方なら使わなくても十分ヌルいバランス。僕も未使用)シナリオゲーなので、RPGにシナリオは不要!って方には向きません注意。
そのシナリオは、オリジナルのプレイがずっと昔な上に未クリアなので比較出来ないけれど、かすかな記憶や当時上がっていた感想などを見るに、大幅に改善されていたのではないかなぁ。
勿論、当時も指摘されていた共感出来ない部分や説教臭さを感じる箇所が全く無いわけではないけれど、全体として良いシナリオだった。
まぁ、説教シーンで言いたいことを直接語りすぎなんだろうな。町の人のセリフなどでは、言い方を遠回しにしたり、関係を思わせぶりにしたり、伏線を張ったりと言う事がとても上手く出来ているだけに、本筋での直接的な表現(少し違うんだけれど、説明台詞的と言えば解りやすいかも)が鼻につく箇所がちらほら。実に惜しい。
あと、解決があっけなさすぎる箇所(180度改心してしまう)も多いかな。その解決先もそれで良いの?と思うこともあったりして。まぁ、その場で「ぇ?」って思っても、7~8割はシナリオを進めることで腑に落ちるし、残りは脳内補完でカバーと言う感じなのだけれど。途中で止めてしまう人がいても納得してしまう感じではある。かといってそこが魅力でもあったりする(後述)ので難しい所だけど。
キャラクター面ではハルト君が、主人公達と共に揺さぶられながらも成長していく、魅力的なキャラクターになっていたのが良かった。プレイヤーの疑問を(少し違った視点で)彼も持ち、色々な人に影響を受けて自分の考えを纏めていくと言うプロセスが見えた。まぁ、最後の尻切れトンボ感は若干否めないし、一番最初の人を選ぶ部分だけど、これが一番引き込まれた部分かも知れない。
また、町の人に話しかけるのが(人数が多いこともあり)最初は面倒だったのが、世界観やキャラクターを理解していくにつれて楽しくなってくる。楽しくなってくるともう冬とか春だったりするんだけれどね。
凄い地味なんだけれど、良い作品でした。
隠し要素探しに奔走し、2つほど解らず…クリア後作者サイトの掲示板を見てしまった…という感じなのでちょっと長めかと思われる。普通にやって10時間前後かな。
オリジナル版は(今回と同じ尺だとすると)半分くらいやってツクール95の操作性の悪さに断念した記憶がある。
リメイク版はとにかく快適で、特徴的なシステムは何一つないけれど、元の(更に言えばツクールXPデフォルトの)ストレスフルな部分を全て改善してあるといって差し支えない出来。戦闘高速化とダッシュが良かった。
絶対あるだろうとは思ったけれど、クリアまでエンカウント禁止装飾品の入手法が解らなかった(前述の解らなかったうちの1つ)ので、ちょっとエンカウントの高さが気になったかな。
正直「これでもか」ってくらいエンカウントするので、幾らストレスレスなシステムとはいえちょっと辛かった。
基本的にRPG的な部分は救済処置もある(が、RPG慣れしている方なら使わなくても十分ヌルいバランス。僕も未使用)シナリオゲーなので、RPGにシナリオは不要!って方には向きません注意。
そのシナリオは、オリジナルのプレイがずっと昔な上に未クリアなので比較出来ないけれど、かすかな記憶や当時上がっていた感想などを見るに、大幅に改善されていたのではないかなぁ。
勿論、当時も指摘されていた共感出来ない部分や説教臭さを感じる箇所が全く無いわけではないけれど、全体として良いシナリオだった。
まぁ、説教シーンで言いたいことを直接語りすぎなんだろうな。町の人のセリフなどでは、言い方を遠回しにしたり、関係を思わせぶりにしたり、伏線を張ったりと言う事がとても上手く出来ているだけに、本筋での直接的な表現(少し違うんだけれど、説明台詞的と言えば解りやすいかも)が鼻につく箇所がちらほら。実に惜しい。
あと、解決があっけなさすぎる箇所(180度改心してしまう)も多いかな。その解決先もそれで良いの?と思うこともあったりして。まぁ、その場で「ぇ?」って思っても、7~8割はシナリオを進めることで腑に落ちるし、残りは脳内補完でカバーと言う感じなのだけれど。途中で止めてしまう人がいても納得してしまう感じではある。かといってそこが魅力でもあったりする(後述)ので難しい所だけど。
キャラクター面ではハルト君が、主人公達と共に揺さぶられながらも成長していく、魅力的なキャラクターになっていたのが良かった。プレイヤーの疑問を(少し違った視点で)彼も持ち、色々な人に影響を受けて自分の考えを纏めていくと言うプロセスが見えた。まぁ、最後の尻切れトンボ感は若干否めないし、一番最初の人を選ぶ部分だけど、これが一番引き込まれた部分かも知れない。
また、町の人に話しかけるのが(人数が多いこともあり)最初は面倒だったのが、世界観やキャラクターを理解していくにつれて楽しくなってくる。楽しくなってくるともう冬とか春だったりするんだけれどね。
凄い地味なんだけれど、良い作品でした。
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