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プレイしたフリーゲームや同人ゲームや商業ゲームの感想を適当に書きます。 チラ裏程度の気分。

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http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/result03.shtml#58

佳作と言う言葉がふさわしい感じのゲーム。

目新しさは特に無いものの、基本的には丁寧に作られている感じ。
UI設計の甘さ(戦闘のもっさり感、ダッシュの無さとデフォ速度の遅さ、スキル習得状況がレベルアップ時にしか見れない等々)が各所にあるものの、短編と言う事もありそこまでストレスが溜まることは無かったかな。長編だとその辺が辛そう。
そもそもウディタのデフォ戦は、もっさりと噂の近作ツクールに比べても更にもっさりなので、ある程度弄らないと長編向きじゃない。
戦闘中のボイスは華やかで良いね。
個人的にボイスつきのフリーゲームには良い思い出が全く無いけれど、戦闘中など、効果音レベルのボイスなら全然大丈夫。
シナリオ…というかセリフ周りは書き慣れていないようで結構アレだけど、そもそもシナリオなんて殆ど無いような物だからこれも気にならないかな。


で、気になるのは調整周り。

まず、せっかくの魔法習得システムなのだけれど、各キャラ間の差別化が微妙。
基本的に習得出来る魔法は同じ(攻撃魔法のみ属性の違う同威力魔法に置き換えられているものの、プレイ中属性による差異は殆ど感じなかった)で、習得に必要なポイントが微妙に違うというもの。
しかも攻撃魔法(一体/全体各2段階)、回復魔法(一体2段階、全体1段階、戦闘不能回復、状態異常回復)と魔力上昇魔法のみと言うバリエーションの少なさ。
キャラ個性を出すのであればもっと習得出来る魔法を差別化すればよかったと思うし、個性を減らしてプレイヤーの自由度を上げたいなら、もっとバリエーションを増やして、育成の選択肢を広げるべきだった。


戦闘バランスは、基本的には(ややヌルいものの)良好。
「ここから先に進んじゃダメよ(後でまた来てね)」と言う看板を無視して瞬殺される感じも、非常に良かったと思う。
ただ、複数回行動と言う事にはもっと慎重にならなくてはいけないでしょう。
普通複数回行動の敵を出す場合、基本攻撃力、もしくは強力なスキルを減らして(周囲の敵が全体攻撃をするのに、該当キャラだけ単体攻撃など)、総合的に周辺の敵×0.7位の攻撃力を設定して、0.7×2=1.4…と言う様な調整をする。
もしくは、守備力を減らして、相手の行動前に瞬殺、強力な行動には属性をつけて対策出来るようにするなど、何かしらの工夫で「周囲の敵より少し気をつけないと行けない敵」と言う調整をするもんだ。
だけど、このゲームの複数行動キャラ(主に各裏ダンジョン後半のザコ)は、周囲のキャラと同程度か、下手したらより強力程度の設定なので、周囲の敵はザコなのに、そいつらが出てきたら逃げるしかないと言う状態に陥る。
2つめの裏ダンジョンのボスに至っては「2連続で炎をはかれると、どちらかを躱さない限り全滅」と言う運ゲーに。
逆に全滅しなければ復活難度は低い(全員リザレクション覚えられるんだもんよ…)ため、緊張感は希薄。

それと関連して、もう一つ。対策する、と言う思考が全く無いんだよね。
もしかしたら僕が気付かなかっただけで、レアドロップや隠し売店等があったのかも知れないけれど、普通にプレイした限りでは属性・異常共に耐性装備は手に入らなかった。
そうすると、某バンシーが泣いたら嵌ったり、某コカトリスが石にしてはまったりと、その行動さえ取らなければ100%負けない敵に負ける、運ゲー的要素ばかりに。
と言うか、運要素以外では(看板無視して進んだの以外)一度も全滅してないな、うん。


そんな感じで、もう少し設計を詰めて、バランス調整に気を使って、UIをストレスフリーにして、長編にしたら化けそうなゲームでした。
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http://www.geocities.jp/black_wolf_page/

プレイ時間1時間半程度。

うーん、人であらずんばと同じ作者の作品とは思えない、普通のゲームだったなぁ。
バランスは悪くないけれど、システム的にも設計的にも面白みが少ない(戦略性等が低い)し、通常戦闘の大変さに比べてボス戦はぬるめ(ドーピングアイテム未使用で、ラスボス戦でも誰も死なない程度)。
シナリオは最初の設定で想像つく感じだし、色々と浅い。

少し期待しすぎたかな。
人であらずんばは本当に好きなゲームだったし、同作者の他作品は未プレイなので、もう少し色々やってみよう。
http://jewelryprincess.web.fc2.com/

プレイ時間2時間強。

全体的にもっさりしてるのが残念。
VXの標準よりもっさりしてる気がするんだけど、わざとなのかな。
また、RPG的な要素に期待は禁物。戦闘要らなかったんじゃないかな。

シナリオは設定を生かし切れてないというか、色々矛盾があるけれど気にしなければそれなりかな。
取り敢えず主人公の設定とシナリオが別々に動いてるというか、かみ合ってないのが気になった。
伏線の張り方はそれなりに解りやすいし良いんだけど、一般的な逆算で張ってる感じではなく、取り敢えず設定蒔いといて後で回収しようってスタンスっぽい気がする。そしてその辺がかみ合わないところに繋がってる様な。
細かい突っ込みはネタバレになるので、一応追記の方で。

バグに関して、(F12してロードすると?)たまにマップ移動が出来なくなるバグあり。
取り敢えず3回くらいおきたけれど、もう一度リセットしたりダッシュやめたり色々試してるうちに解消したのでよく分からないや。


短編で纏めるにはちょっと実力が足りなかった部分と、かといって長編を作るにはRPG的な部分の設計が苦手そう。
色々と惜しいゲームでした。
プレイ時間11時間半。
隠し要素探しに奔走し、2つほど解らず…クリア後作者サイトの掲示板を見てしまった…という感じなのでちょっと長めかと思われる。普通にやって10時間前後かな。

オリジナル版は(今回と同じ尺だとすると)半分くらいやってツクール95の操作性の悪さに断念した記憶がある。
リメイク版はとにかく快適で、特徴的なシステムは何一つないけれど、元の(更に言えばツクールXPデフォルトの)ストレスフルな部分を全て改善してあるといって差し支えない出来。戦闘高速化とダッシュが良かった。

絶対あるだろうとは思ったけれど、クリアまでエンカウント禁止装飾品の入手法が解らなかった(前述の解らなかったうちの1つ)ので、ちょっとエンカウントの高さが気になったかな。
正直「これでもか」ってくらいエンカウントするので、幾らストレスレスなシステムとはいえちょっと辛かった。
基本的にRPG的な部分は救済処置もある(が、RPG慣れしている方なら使わなくても十分ヌルいバランス。僕も未使用)シナリオゲーなので、RPGにシナリオは不要!って方には向きません注意。

そのシナリオは、オリジナルのプレイがずっと昔な上に未クリアなので比較出来ないけれど、かすかな記憶や当時上がっていた感想などを見るに、大幅に改善されていたのではないかなぁ。
勿論、当時も指摘されていた共感出来ない部分や説教臭さを感じる箇所が全く無いわけではないけれど、全体として良いシナリオだった。
まぁ、説教シーンで言いたいことを直接語りすぎなんだろうな。町の人のセリフなどでは、言い方を遠回しにしたり、関係を思わせぶりにしたり、伏線を張ったりと言う事がとても上手く出来ているだけに、本筋での直接的な表現(少し違うんだけれど、説明台詞的と言えば解りやすいかも)が鼻につく箇所がちらほら。実に惜しい。
あと、解決があっけなさすぎる箇所(180度改心してしまう)も多いかな。その解決先もそれで良いの?と思うこともあったりして。まぁ、その場で「ぇ?」って思っても、7~8割はシナリオを進めることで腑に落ちるし、残りは脳内補完でカバーと言う感じなのだけれど。途中で止めてしまう人がいても納得してしまう感じではある。かといってそこが魅力でもあったりする(後述)ので難しい所だけど。

キャラクター面ではハルト君が、主人公達と共に揺さぶられながらも成長していく、魅力的なキャラクターになっていたのが良かった。プレイヤーの疑問を(少し違った視点で)彼も持ち、色々な人に影響を受けて自分の考えを纏めていくと言うプロセスが見えた。まぁ、最後の尻切れトンボ感は若干否めないし、一番最初の人を選ぶ部分だけど、これが一番引き込まれた部分かも知れない。
また、町の人に話しかけるのが(人数が多いこともあり)最初は面倒だったのが、世界観やキャラクターを理解していくにつれて楽しくなってくる。楽しくなってくるともう冬とか春だったりするんだけれどね。


凄い地味なんだけれど、良い作品でした。
http://www.geocities.jp/vipkohaku2010_1/entry/064.html

イースのシステム+ドラクエのグラ&シナリオ+α。
ツクールでイースというと、アイラアタック!(http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/030125/n0301253.html)が思い浮かぶけれど、それをより改良した感じのシステムは良好だし軽快。

おもろかったけれど、レゲーマーからしても理不尽すぎる感じもやや有り。
ネタ元のイースよりは色々難易度高いのは歯ごたえがあって良いんだけどね。
ゲーム内ノーヒントに近いものが多いからなぁ…


そして、メダルを一つ見落としたらしく、アイテムコンプ出来なかった…しょぼん。

クリアレベルは26。
感想掲示板に27って報告があったから、まぁ平均的なくらいなのかな。
ラスボスは慣れるまで3回くらい死んだけれど、慣れたら他のボスより余裕で勝てた気がする。

シナリオ的にはよく纏めてあると思うし、二次創作としてもアリだと思うけれど、母親についての発言(設定)は意味あったのかしら。


佳作。
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